訓練は、震度7の地震が起き、その影響で火災が発生するものでした。
まず、発災時は、職員も身の安全を守るために、シェイクアウトを行いました。
このシェイクアウトは、地震発生時における人的被害を最小限に抑えるためには、①まず低く!②頭を守り!③動かない!という3つの動作の徹底が大切だと考えられています。
シェイクアウト後、福祉の家の様々な関係者が通報班、消化班や救護班などに分かれて自衛消防隊長である社協の事務局長に指示に従って動きました。
今年は、大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号、北海道胆振東部地震など様々な災害が起こっています。
誰もがまさか自分がと思うのですが、災害はいつどこで発生するかわかりません。訓練全体を講評した消防署の方から、今回の訓練で発災時は多くの人が同時に様々な事を行うので情報の共有や伝達が不十分であるとのご指摘をいただきました。訓練でもこういった状況なので、実際の発災時にはもっと難しいのではと感じました。こういったことが普段からきちんと役割分担等ができていないと対応が難しいと感じました。その為にはこういった訓練を日ごろから行う事が重要だと感じました。
また長久手市社協は、災害発生時に市民の方を支援するボランティアの調整、派遣する災害時ボランティアセンターを立ち上げますので、災害で被災してボランティアさんの力が必要な場合は、長久手市社協の災害時ボランティアセンターへご依頼ください。
最後にこの日は、実際の建物内に煙が充満した中を移動する事を参加者全員が行いました。
下の写真は、煙を想定した建物内で撮影したもので、前は全く見えず、1m先も見通せない状況でした。
この訓練を通じて改めて参加者全員が訓練の重要性と災害の怖さを感じたと思います。